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7月20日(水)インタビューは好奇心と経験値のぶつかりあい


昔、どこかの喫茶店で、学生にインタビューを受けたことがある。

質問事項がチェックリストのように並べられていて、形式的で、話をしていて面白くなかったし、出来上がった記事も、やっぱり面白くなかった。

インタビューは、作業ではないし、アンケートでもない。

筋書きのない、好奇心と経験値のぶつかりあいだと思う。

誰かにやり方を教わらなかったぼくのインタビューは、少し独特だと言われる。録音はしないし、メモもほとんど取らない。印象に残った話を、記憶で書いている。

雑談しかしないから、「え、今のインタビューだったんですか?」と言われることもある。

でも書いた記事を送ると、「魔法みたい!」と言われる。

「聞きたいことリスト」は用意しない。あらかじめ会話を想定していたら、想定外の話には発展しないから。失敗はないかもしれないが、予想外の成功もない。

独特のやり方なのは、そもそもぼくのインタビューが、インタビューをする目的で生まれたものではないからだ。

「この人は素晴らしい!」と心の底から思う人にコンタクトを取って、直接お話を聞かせていただく。

そこで、好奇心と経験値がぶつかりあい、刺激的な会話が生まれる。「この人はやっぱり素晴らしい!」と感じる。

「この人のことを、誰かに伝えずにはいられない」という欲求が生まれる。

だから記事を書くようになった。

今では記事を書くのが前提だから「インタビューさせてください」と言っているが、本来は「お話を聞かせてください」と言うのが正しい。

ぼくにインタビューを受けたことのある人なら知っているはずだ。本当に雑談しかしないということを。

ある人に興味を持った時点で、その人のなかには、自分と共鳴する要素が含まれている。会話の中で、それが見つかる。

そして、その人の考え方や活動に影響を受けて、自分も少しづつ変わっていく。つまり、成長する。

そのサイクルを、何年間も回している。出会ったすべての人に影響を受けて、変わり続けている。

「こうなんじゃないか」と実感を持ったアイデアが、たとえ一般的なやり方や常識とかけ離れていたとしても、そのままやればいい。

人に相談すると、どんどん平準化して、つまらないアイデアになるから、自分でそのままカタチにするのがいい。

自分の実感は、自分の経験からもたらされる。経験がオンリーワンのものである以上、実感から生まれた行動もまた、オンリーワンのものだ。

そう信じて、インタビューを続けている。

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