12527754_10204862359353453_158848434_n

【サッカーの本質を求める旅 Vol.1】自分を表現するために


ブログ「大人になってから学ぶサッカーの本質とは」を運営しているKEIです。

ブログのテーマは、「サッカーの本質を追求し、伝えていく」。そしてこのコラムでも、サッカーの本質を追求するなかで学んだこと、感じたことを書いていきたいと思います。

12527754_10204862359353453_158848434_n

【私のこれまでの歩み】

桐蔭横浜大学サッカー部時代に風間八宏氏(現・川崎フロンターレ監督)にサッカーの本質を学ぶ。同時期に育成年代のサッカー指導に携わる。その後半年間、サッカーをしながら中南米を放浪。帰国後、都内で働きながらブログ「大人になってから学ぶサッカーの本質とは」を運営。育成年代の現場の取材、指導者や現役選手にインタビューをし、サッカーの本質を伝える活動をしている。

子どもを取り巻く大人を見て感じた危機感

私は学生時代にサッカーコーチのアルバイトをしていました。

そのときに少年サッカーの現場、子どもたちを取り巻く環境を見て驚きました。

指導者や親が、子どもに一生懸命指示を出すのです。「蹴れ!」「パス!」「シュート!」と……。

サッカーとは、選手が主体的に判断して答えを出していくゲームなのです。それなのに、子どもが判断する機会など皆無。指導者が一生懸命答えを決めてしまっているのです。

子どもたちも常にコーチや親の顔色を伺いながらプレーする。このような環境では、「自分で見て、どうするか考えて、決める」こんな当たり前のこともできない選手が育ってしまう。

私は強烈な危機感を感じました。

少年サッカーを取り巻く指導者の多くがサッカーの本質を理解しようとせず、学ぼうともせず、変化を拒み、培ってきた既得権を頑なに誇示し続ける。そんな現状だったのです。しかし、これはサッカーに限らず、もしかすると日本という国が抱える問題なのかもしれません。

サッカーのコーチを経験したことで、もっと子どもたちが主体的に育つためにはどうすればよいのだろうかと考えるきっかけができました。

中南米一人旅で受けた衝撃

12825575_10204862358193424_1332868662_n

中米のグアテマラという国を旅していたときの話です。

バスに乗ると、物売りの子どもたちがお菓子を売りに来ました。5〜10歳くらいの子どもたちでした。

また、公園で本を読んでいると、子どもたちが靴を磨きに来ました。そしてお金を請求してくるのです。

市場に行くと子どもが店番をしている。何か買おうとすると、しっかり値段を吹っかけてきます。

子どもたちが商売をしている。金額交渉も堂々としたものです。

子どもたちが生きるために働いている。このことに、私はカルチャーショックを受けました。日本では考えられないことだったからです。

自分を解放する力

昨年の5月、サッカーの国際ユース大会が日本で行われました。会場に足を運んだ私は衝撃を受けてしまいました。

12242969_10204862423555058_1575617276_o

私はブラジルやアルゼンチンの子どもたちの圧倒的な表現力、自分を解放する姿に感動してしまいました。一方で日本の子どもたちの制御された姿、飼いならされた姿を見て、これはまるで私たち大人とおんなじじゃないかと思ったのです。

社会人になって常識に支配され、世間から浮かないように必死に自分を殺す毎日。自分の感情を押し殺すことが普通の社会に生きていると、子どもたちもそんな大人がつくった「普通」の社会に適応するための教育を受けることになってしまいます。

私は南米の子どもたちの圧倒的な表現力を見て、「これでいいじゃないか」と思いました。

サッカーも、人生も自分を上手に表現できなきゃおもしろくならないのです。

もっともっと、自分を表現していい。

皆様どうぞよろしくお願いします!

sponsored link


2 thoughts on “【サッカーの本質を求める旅 Vol.1】自分を表現するために

  1. 初めまして。
    共感出来たので質問なんですが、圧倒的な表現力とは具体的にどういうことですか?

    1. コメント有難うございます。
      私が感じている圧倒的な表現力というのは、自分の感情を惜しげも無く出すということです。
      負けたくない!勝ちたい!という気持ちを解放する力が南米の子たちをみていると凄いです。
      私が観た大会でブラジルのチームの子がよくわからない判定でレッドカード、退場を命じられたシーンがありました。その選手はどうしても納得がいかなくて審判に激しく抗議しながら結局泣きじゃくりながら退場しました。12歳くらいの子です。こんなに感情表現出来る子は日本で見たことないです。それに日本ではあまり良い印象はもたれないかもしれません。でも、サッカーにおいては気持ちをしっかり表現できないと自分の能力のすべてを出すことはできないと私は思います。表現力という言葉はそういうことを伝えたくて使ってます。

コメントを残す